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好きな漫画を語るブログです。

【3分でわかる漫画】エルフェンリート(5)

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エルフェンリート(5)©岡本倫

コウタとユカはついに「ルーシー」を見つける。
ルーシーと会話する中で、コウタは妹とお父さんを殺された記憶を取り戻しそうになる。
が、その前に「にゅう」人格が発現し思い出せずに終わる。

ナナの処分が行われようとしていた。
しかし蔵間室長はナナを殺すことができず、秘密裏に脱出させた。
脱出後、海岸へ漂着したナナは、坂東と鉢合わせる。
耳がついているナナを不審に思う坂東だったが、
ルーシーを探す目的のもと共闘することになる。

一方、角沢教授の首を運んできた助手は、レーベンスボルンへ連行される。
そこで角沢長官(角沢教授の父親)と出会い、教授の研究を引き継ぐことになる。

楓荘では、ユカの友達のノゾミが現れる。
ルーシーに「エルフェンリート」を教える。

ナナとマユが出会う。
マユにルーシーのことを聞き、ついにナナとルーシーが出会う!

【3分でわかる漫画】エルフェンリート(4)

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エルフェンリート(4)©岡本倫

角沢教授を殺害したルーシーは、1人夜の街をさまよっていた。
ユカとコウタはルーシー(にゅう)を探すも見つからない。
突然雨に降られ雨宿りをしている最中、
コウタは「子供の頃からずっとユカのことが好きだったんだと思う」と
告白する(!)

坂東は去勢手術を受ける振りをして逃亡した。
逃亡した先の海岸でマユに出会う。
(マユはわん太と時々この海岸で遊んでいたのだった)
そこでマユがルーシー(にゅう)を知っていることに気づくも、
どこか気になるマユに対して追求しきれない。

蔵馬室長は、角沢長官(=角沢教授の父)に、
実験台として使えなくなったナナを処分するよう言い渡す。
(処遇は第5巻!)

ここで、ルーシーの過去が明らかになる。
ルーシーは雑木林の中に捨てられていたところを施設に引き取られ幼少時代を過ごしていた。
頭に角があることで受けたイジメがきっかけで、
ルーシーのベクター能力が目覚め、何人も殺害していた。

そんな中ルーシーはコウタと出会う。
他の子と違って、約束を守り一緒に遊んでくれたコウタをルーシーは好きになった。
しかしルーシーはこのとき既に、人類を殺す本能に目覚めてしまっていた。
コウタでさえも本能的に殺そうとしてしまうルーシー。
ルーシーはコウタに言った。
「私がもし他の誰かをたくさん殺すようになったらコウタが私を殺して」

コウタが地元に帰る最後の日、ユカとお祭りに行くことになっていた。
ルーシーはコウタとお祭りに行きたかったが、ユカと約束していたコウタにはできなかった。
コウタは、ルーシーに「お祭りに一緒に行く子は男の子?女の子?」と聞かれ、
コウタは咄嗟に「男の子」と嘘をついてしまう。

お祭りの日、ルーシーはコウタとユカが一緒にいるところを見てしまう。

「コウタ」という唯一の心の支えを失ってしまったルーシーは、
もうひとりの人格に心を渡し、お祭りにきていた何人もの人を殺してしまう。
そして帰りの電車の中で、コウタの妹とお父さんも殺してしまう。

コウタの態度も煮え切らないっちゃ煮え切らないよね。。と思いつつ気になる第5巻へ!

【3分でわかる漫画】エルフェンリート(3)

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エルフェンリート(3)©岡本倫
家出していたマユだったが、コウタたちに受け入れられ楓荘から学校に通うことになった。
またコウタ、ユカも春から大学に通うことになった。
にゅうは家に1人で置いておくわけにいかず、いつも一緒に大学へ連れて行く事にした。

コウタの大学の角沢教授は、ディクロニウス研究の第一人者である。
坂東は、角沢教授に去勢手術を受けなければならない理由を聞きにきていた。
それはディクロニウスの腕(=ベクター)に触られた者はウィルスに感染し、
生まれてくる子供がディクロニウスになってしまうからであった。
角沢教授は、ディクロニウス繁栄を望んでおり、
坂東が子供を作るのであれば去勢手術をしなくていいよう手配すると話した。
坂東には「去勢手術を受けるか?」「ディクロニウスの子供を作るか?」
二者択一を迫られる。(坂東が出した答えは第4巻)

角沢教授はコウタたちと講義を受講する「にゅう」の姿を発見する。
角沢教授は「にゅう」の親戚を語り、「にゅう」をコウタたちから引き取る。

そして角沢教授の頭にはなんと角が生えている!
「にゅう」と性交し、新人類の父となろうとした角沢教授だったが、
目覚めた「ルーシー」に殺害される。
(角沢教授が語る「レーベンスボルン」の詳細は7巻)

ディクロニウスの謎が徐々に深まり、若干単語についていけなくなりそうになっていきます。。
それくらい作りこまれたこの世界観は素晴らしいと思います!

【3分でわかる漫画】エルフェンリート(2)

 

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エルフェンリート(2)©岡本倫
コウタのイトコで幼馴染のユカ。
ユカは小さい頃からコウタとよく遊んでおり、彼が好きだった。
しかしコウタは小さい頃の記憶をまったく覚えていない。
ユカのことを「大好き」と言った事さえも。
コウタは小さい頃お父さんと妹を何者かに殺害されており、
ショックでその時の記憶の大部分が抜け落ちていたのだった。

一方、楓荘に少女「マユ」と犬「わん太」が訪ねてくる。
どうやら家出して住む場所がないようだ。

研究所はルーシーを捕獲するため、同じディクロニウスのナナを追手として差し向ける。
ナナは蔵間室長を本当の父親のように慕っていた。
ルーシーが1人で外出中、ナナに襲われる。
ナナは善戦するも、たまたま来たマユが巻き込まれないように庇い
ルーシーに両手両足を切断されてしまう。
そこへ蔵馬室長が現れる。なぜかルーシーは能力が使えなくなり引き下がるのだった。

マユ、ナナが登場しハーレム度がアップしております。
コウタの過去も垣間見え、謎は深まるばかりで目が離せませんね!

【3分でわかる漫画】エルフェンリート(1)

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エルフェンリート(1)©岡本倫

エルフェンリート」は岡本倫氏が2002年~2005年に週間ヤングジャンプ誌上で描かれた漫画です。可愛い女の子が出てくるハーレムものかと思いきや、考え込まれたSFチックな設定と登場人物の心の葛藤を描いた骨太な作品です。発表されたのはかれこれ15年以上前になりますが、今読み返してもとても面白かったので1巻ごとにレビューします。

離島の国立生態科学研究所。
ここには
頭に角のある新種の人類「ディクロニウス」が捕らえられていた。
ディクロニウス」を新しい施設に移送しようとしていたところ、
警備の隙を突かれ逃走を許してしまう。
次々と警備員を殺害しながら(半径2m以内のものを切り刻む)、
脱出しようとするディクロニウス
しかし最後の最後、ディクロニウスは頭部に銃弾を打ち込まれ海に落下。
海岸に漂着したところを主人公コウタと出会う。

漂着したディクロニウスはショックで凶暴な性質は内面に閉じ込められており、言葉は「にゅう」しか話すことができない。コウタと親戚のユカは身寄りもないディクロニウスを自分たちが住む楓荘にかくまい、彼女のことは便宜上「にゅう」と呼ぶことにした。
しかし「にゅう」が1人で出歩いたときに、研究所からの追手(=坂東)に見つかってしまう。「にゅう」は半径2m以内のものを切り刻む能力の行使ができないため、坂東に殺されそうになる。そのとき、凶暴な内面人格「ルーシー」が発現、坂東の右手・両目を切り刻む。が、そのあとまた何もできない人格「にゅう」に戻るのであった。

チョー怖い目の「ルーシー」と、にゅ?が可愛い「にゅう」のギャップに萌えます。本編とは関係ありませんが、巻末の読切「MOL」は個人的に大感動でおすすめです。