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好きな漫画を語るブログです。

【3分でわかる漫画】エルフェンリート(12)

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エルフェンリート(12)©岡本倫

コウタはルーシーを灯台まで連れて行く。
コウタは言う。
「ここからの景色を君に見せたかったんだ。妹が好きだったんだ。ここからの眺め…」
「どうしてカナエと父さんを殺したんだ!?」

ルーシーは自分以外に2つの人格があると言う。
・人と一緒に生きていこうとする私(にゅう)
・人を滅ぼそうと命令する私(DNAの声)
ルーシーはお祭りの日、コウタに裏切られたと思ってしまったことから
人とは生きていけないと考え、人との未練を断ち切るためにコウタの家族を殺した。
しかしルーシーはそのことをずっと後悔していた。
「ただコウタに謝るためだけに今まで死なずに生きてきたんだ」
「コウタ…ごめんなさい…」

一方、蔵間室長がルーシーを殺そうと灯台へ来ていた。
ルーシーへ向かって発泡するもコウタがそれを庇い打たれる。

ルーシーは、自分の体を溶かしてコウタへ注ぐことでコウタの体を治す。
しかしルーシーはどろどろに溶けてしまう。
そのとき、人を滅ぼそうとする人格がルーシーに発現する。
見境なくその強力なベクターで攻撃を続けるルーシー!
コウタは子供の頃、ルーシーに言われた台詞を思い出していた。
「私がもし、他の誰かをたくさん殺すようになったら…コウタが…私を殺して…」
そして、コウタはルーシーを殺した。

子どもの頃のルーシーとの約束。
「夏祭りの最後の日にあの場所へ来てくれ。私はそこでお前が来るのをずっとまってる」
それから10年間、コウタはその日その場所で待ち続けていた。
コウタはユカと結婚して子供がいたが、
その日は子どもの友達のカエデちゃんがその場所に現れる。
「ここで待ち合わせをしているんだ。とても大切な友達とー」

【3分でわかる漫画】エルフェンリート(11)

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エルフェンリート(11)©岡本倫
ルーベンスボルンでは、ルーシーとアンナが対峙していた。
角沢長官はルーシーの母親を探し出したと話す。
ルーシーの母親は人間だが、生んだ子供は全てディクロニウスになる生殖能力を持った
正統なディクロニウスであった。
そして角沢長官はルーシーの母親と子供を作っていた…!
男のディクロニウスであった。
角沢長官はルーシーと共に新人類の世界を作ろうとルーシーに話す。
しかしルーシーは角沢長官とその子供を殺害。
そして、角沢長官はただの人間であると言う。
角沢一家の頭の角は単なる骨の異常だったのだ。

一方、ルーシーのベクターによって電気系統が壊れてしまった研究所は、
捕らえていたディクロニウスが暴走し職員が惨殺される事態に陥っていた。
島に向けて搬送された人工的にベクターを出力する兵器「ベクタークラフト」のおかげで
荒川はワクチンを持って脱出に成功する。

角沢長官との決着をつけたルーシーは脱出、海岸へ漂着する。
そこで出会ったのはコウタだった。
「ここに来れば…会えると思ったんだ…久しぶりだね」

【3分でわかる漫画】エルフェンリート(10)

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エルフェンリート(10)©岡本倫
楓荘が能宗たちに強襲される!
次々と倒れる仲間たち…そしてついにコウタが凶弾に倒れる。
それを見たにゅうは「ルーシー」人格が発現、能宗のディクロニウスを倒す。
能宗のディクロニウスの「アリシア」「シンシア」は殺されてしまう。
残された「バーバラ」に能宗は助けられる。

コウタはルーシーが敵を倒す姿を見て、過去を思い出す。
「思い出したんだ。カナエと父さんの…仇をうたなくちゃいけないこと…」

ルーシー有利だったが、油断したところ角を攻撃されベクター攻撃できなくなる。
ルーシーは捕獲されてしまう。

捕獲したルーシーに角沢長官は一族の過去を話す。
一族は角があるため迫害され、放射線の地底湖で暮らし始めた。
この地で性交すると異形のものが生まれる。
ここで性交し、真のディクロニウスを産もうと1000年努力したがそれは成し得なかった。
ルーシーと性交することで、真のディクロニウスを生み出す。
それこそが角沢長官の目的であった。

ルーシーがアンナに攻撃された瞬間!
島をおおってしまうほどのベクターが現れた!

【3分でわかる漫画】エルフェンリート(9)

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エルフェンリート(9)©岡本倫
にゅうと坂東が鉢合わせになった。
目覚めた「ルーシー」と坂東が一騎打ちに!
坂東有利で進んだ戦いだったが、ルーシーがマユを殺そうとしたところを庇い
坂東はやられてしまう。

坂東との戦いの後、「ルーシー」から戻った「みゅう」。
「みゅう」は「ルーシー」が行ったことを覚えていない。
そのとき、ナナとマユが話しているのを聞いてしまう。
「にゅうさんは…昨日の夜人を殺したことを覚えていないと思う」
「今までにどれだけ沢山の人を殺してきたのかも…」
「次にゅうさんに会ったときは…私がにゅうさんを殺す」
みゅうはどうしてよいか分からず、途方にくれるのであった。

研究所の能宗は、マリコをコピーしたディクロニウスの研究を進めていた。
能宗とそのボディガードはそのディクロニウスを使い、
角沢長官からルーシー捕獲を命じられる。
楓荘を能宗たちが襲う!

【3分でわかる漫画】エルフェンリート(8)

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エルフェンリート(8)©岡本倫
レーベンスボルンの湖に住む怪物。
名前はアンナ。角沢長官の実の娘を手術した姿だった。
人間は頭蓋の容量が限られるため、その制限をなくし巨大化したものである。
その大きな大脳によりアンナは未来を予知できる能力を持っていた。

レーベンスボルンの実現に向け、角沢長官はルーシーを捕獲するよう
部下と角沢教授の助手(=荒川)に命じる。

荒川はこう考えた。
「ラッキー!これは大チャンスだ!!あれを取りに帰れる!!」
それは角沢教授が作っていたディクロニウスが生まれることを阻止するワクチンだった。
荒川は、ベクターウィルスが万延した世界でそのワクチンを発表し、
崇められることを考えていた。

角沢教授の部下がルーシーを探して楓荘を強襲する。
(実際に検知したのはナナ)
窮地に陥るナナ、マユだったが坂東が助けてくれる。
坂東が敵を撃退、帰ろうとしたところに「にゅう」と遭遇する・・・!

巻末のspecial2はその後どうなったのと思わせるストーリーで個人的に好きです。

【3分でわかる漫画】エルフェンリート(7)

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エルフェンリート(7)©岡本倫
蔵間室長の過去。
やっと生まれた蔵間室長の子供はディクロニウスだった。
その理由は、当時の被検体3番のベクターが蔵間室長に触れたため。
蔵間室長はベクターウィルスに感染、その子供がディクロニウスになってしまったのだった。

後の研究で、ジルペリットの特徴は以下である事が判明した。
・DNAにホモサピエンスを抹殺するよう命令が刻み込まれている。
・ジルペリットはメスのみ。
・成長が早い代わりに生殖能力をもたない。
・生殖能力を持つのは女王蜂であるルーシーのみ。
・ジルペリットの役割はルーシーの子孫が反映するためにウィルスを撒き散らし
人間の数を減らすこと。

蔵間室長はナナを逃がし、マリコと一緒に死ぬ覚悟だった。
SATは、蔵馬室長とマリコに対艦ミサイルを打ち込む。
しかし蔵間室長はマリコベクターで助けられる。
マリコ自身はショックで記憶をなくしてしまう。

白河秘書は角沢長官のスパイであった。
角沢長官の「計画」を阻止するため動いていたが、叶わなかった。
「計画」とは、ベクターウィルスを東京湾上空でばらまき、
首都圏の住人約2000万人を感染させることであった。
蔵間室長と白河秘書は必死に止めようとするも、
ついにウィルスはばらまかれてしまう。

蔵間室長は角沢長官の計画の最後の鍵「ルーシー」を抹殺しようとする。
「ルーシーがいなければレーベンスボルンは実現しない
あの地底湖は放射線の地獄のままだ」
のセリフから、地底湖で鼻血が出る本当の理由が判明する。

そこへ「にゅう」が現れる!
銃を向けられた「にゅう」は「ルーシー」になり・・・!?

物語は佳境を迎えます。

【3分でわかる漫画】エルフェンリート(6)

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エルフェンリート(6)©岡本倫
目覚めた「ルーシー」は、「にゅう」の方がコウタと仲良くなれることを悟り、
自ら「にゅう」に戻る。
「にゅう」はコウタに訴えるようにコウタに「好き」と言って抱きしめるのだった。
それを見たユカは困惑する。

研究所はルーシー捕獲・ナナ抹殺の目的のため、新たなジルペリット「マリコ」を
追手として差し向ける。
マリコは蔵間室長から生まれたジルペリットであった。
※この巻で突然「ジルペリット」という単語が出てきますが、
ベクターウィルスに感染した男と女から生まれるディクロニウスの名称)
という意味である。
(なぜ蔵間室長からジルペリットが生まれたのか?は第7巻!)

気配を感じたナナは、マリコを倒そうとする。
ディクロニウスで最も長い射程11mのベクターを持つマリコに苦戦するナナだったが、
蔵間室長を殺す意思を見せたマリコに対して本能が発動。
逆転してマリコに止めをさそうとした瞬間!
蔵間室長が現れ、その過去が語られる。。

角沢長官の電話。
「計画は今日実行する。
色ボケしたねずみが嗅ぎ回っているのでな。」
(計画とは?スパイとは?は第7巻!)

一方、レーベンスボルンで角沢長官と角沢教授の助手が会話していた。
「あなたはよく平気よね。こんな気圧の高い場所…」
「鼻血は出るし歯は痛いし…まったく気が滅入るわ!!」
「なに?気圧のせいじゃないの?」
(レーベンスボルンの特性は第7巻!)

ついに蔵馬室長の過去が語られ、ジルペリットの真相に近づいていきます!